2019年3月2日土曜日

3月1日のニュース・ピックアップ

3月1日のニュース・ピックアップ



フィリピンへの中国からの投資拡大 昨年から20倍に

 

 2018年の中国からフィリピンへの直接投資額が、2017年比で約20倍の507億ペソとなり、世界全体からの投資額の28%を占めるまでになり、2017年の海外からの投資の減速を補う形となっています。


 2018年の投資額第四四半期の投資額912億ペソで、主な産業別投資先は、製造業64.5%(588億ペソ)、電気ガス等14.6%(13.3億ペソ)、管理、サプライ業務関連7.6%(69億ペソ)となっています。

 地域別では、ミンダナオ52%、カラバゾン22.3%、マニラ首都圏14.3%で、大統領の出身ミンダナオ島への投資が半分以上となっています。

 今後、ミンダナオ島では空港、鉄道、橋、高速道路などの大型建築プロジェクトが次々と発表されていて、その多くに中国が投資をしています。


ソース:https://www.rappler.com/business/224695-china-investment-pledges-2018


来比中の米国務長官ポンペオ氏が、南沙諸島での中国の活動をけん制


 フィリピンを訪問中のマイク・ポンペオ米国務長官は1日、南シナ海の大半の領有権を主張する中国を念頭に、同海域でフィリピンに対する武力攻撃が行われた場合には相互防衛条約に基づいて同国を防衛すると明言しました。米政府高官が南シナ海における同盟国防衛について公式に発言したのは今回が初めてです。


 中国からの投資が昨年比20倍にも上ることが話題となっている中比関係ですが、南沙諸島の問題では変わらず緊張関係が続いています。


ソース:http://www.afpbb.com/articles/-/3213727?act=all


ドゥテルテ大統領「幼稚園児にも反麻薬教育を」


 フィリピンのドゥテルテ大統領が2016年6月の大統領就任以来最重要政策の柱としている麻薬関連犯罪対策は、その当初から容疑者らへの司法手続きを無視した形の「超法規的殺人」が「人権無視」として国際社会や国内人権団体、キリスト教組織などから非難を浴びているが、一方で麻薬関連犯罪の抑止効果もあげ、国民からは依然として高い支持率を得ています。

 
 そうした支持を背景にドゥテルテ大統領は最近、幼稚園児から高校生までの教育現場で反麻薬教育を導入する計画を明らかにするとともに、さらに厳格な取り締まりを関係当局に指示するなど相変わらずの強気の政策を続けています。


ソース:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190301-00010003-newsweek-int


「子どもへの体罰を禁じる法案」への署名をドゥテルテ大統領は拒否


 ドゥテルテ大統領は、上下両院で承認された家庭内を含む「子どもへの体罰を禁じる法案」への署名を拒否しました。

 大統領は声明の中で「法案は政府による家庭内での子どもへの自制、マナーをしつける機会を失うことになる。両親は子どもをしつけるためにたたくことはありうる」としました。この大統領の発言により人権団体などから非難が起こっています。

 

 最近は日本でも家庭内暴力で、子どもが親を訴えて警察に通報するなどの事件が報道されていて、その是非がフィリピンでも議論されています。


ソース:https://news.abs-cbn.com/news/03/01/19/parents-can-hit-kids-in-self-restrained-way-palace


マカティのオフィスビルでエレベーターが落下する


 マカティのPBCom が入るオフィスビルでエレベーターが故障し、52階から12階まで落下するという事故が起き、事故当時28名乗っていたエレベーター内で12名が重軽傷を負い、病院に搬送されました。警察は原因を調べていますが、もしも安全装置が働かず地上階まで落下した場合には全員死亡する可能性があったとのことです。


ソース:https://philnews.ph/2019/03/01/makati-elevator-drops-52nd-12th-floor/?fbclid=IwAR2r6KREWoVkYZMEBlM3b_NZTtWFjzEP71GBQLVf-ttPv9NvlPvzsRm774g

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