2019年12月21日土曜日

フィリピントピックス12月21日(土)開局まで11日!【スービックの夕日】




どうもATRのKazuです!
今日もニュースをお届けします!


マニラ発フィリピン最新総合情報チャンネル

フィリピントピックス(略してふぃるトピ!)

開局まであと、11日となりました!

いよいよカウントダウン10ですね!

今日も2020年1月1日の元日に放送開始に向けて、様々な準備をしています。


スービックの視察旅行中に転倒してしまって、左半身を強打したことで、作業がイマイチはかどりません。

それでも今日は、頑張ってスービックの夕日の動画を開局前放送第3弾としてリリースしました。

理由は、昨日12秒のスポットCMをFBとTwitterで流してみた所、一日たたずに再生回数が1000回を超えたからで、きれいな景色というのは需要があるんだなーと思ったからです。

こちらが見せたいものと、見たいものというのには違いがあるなと思いますね本当に。

スービックの夕日の動画はこちらのリンクから見ることができます



明日からはカウントダウン10で、元日の開局放送まで、残りの作業を頑張っていきたいと思います。

いかんせん体調が悪いのがつらいです。
何とかしなくては、、、




現在、チャンネルのプロモーションビデオをYouTubeで公開しています。
ぜひご視聴くださって、チャンネル開局前に登録して、本放送開始を待っていただきたいと思います。



動画は以下のリンクから見ることができます!



それではまた!


(記・Kazu)

2019年12月20日金曜日

フィリピントピックス12月20日(金)開局まで12日!【大けが】




どうもATRのKazuです!
今日もニュースをお届けします!


マニラ発フィリピン最新総合情報チャンネル

フィリピントピックス(略してふぃるトピ!)

開局まであと、12日となりました!

今日も2020年1月1日の元日に放送開始に向けて、様々な準備をしています。


昨日スービックの取材撮影中に転倒して、左手首、左ひじ、左肩、左の胸を床に強打。
現在、左手首の激痛により、PCのキーボードを打つことが困難、左胸はおそらく肋骨にひびが入っているか折れているため、呼吸時にも激痛が走る状態です。

本日は安静につとめますが、作業がはかどらないため、開局準備に支障が出ています。

引き続き、身体の状態をお知らせいたします。


現在、チャンネルのプロモーションビデオをYouTubeで公開しています。
ぜひご視聴くださって、チャンネル開局前に登録して、本放送開始を待っていただきたいと思います。



動画は以下のリンクから見ることができます!


それではまた!


(記・Kazu)

2019年12月15日日曜日

フィリピントピックス12月15日(日)開局まで17日!【コアリション】






どうもATRのKazuです!
今日もニュースをお届けします!


マニラ発フィリピン最新総合情報チャンネル

フィリピントピックス(略してふぃるトピ!)

開局まであと、17日となりました!

今日も2020年1月1日の元日に放送開始に向けて、様々な準備をしています。


世間はすっかりクリスマス、年末に向けてそわそわしてますが、僕自身はというと1月の来るべき日に向けて淡々と準備をしていく日々です。

僕にとってはクリスマスも年越しも、ロールオーバーする毎日と何ら変わることはなく、単純に1日24時間のするべきことを割り振って進んでいく感じです。

ただ、イベントの撮影などがあるので、その時ばかりは気分に浸るということをしてもいいかなと思うのですが、性分なのだと思います、昔からあまり決まった日付のイベントとかに興味がないんですね。

そんな僕でも、自らに課した2020年元日の放送開始には、日を追うごとにモチベーションが上がってきているのを感じます。

実際にやることといえば、31までに動画を撮るか、やはり、新年明けてから新たな気持ちで動画を撮ってアップロードするか、どちらかまだ決めかねてはいるのですが、ここマニラ郊外の自宅から、「ふぃるトピスタートです!」と宣言するだけのことではあっても、何か久しぶりにワクワクする気持ちで日々過ごしています。

さて、今日は昨日のブログの最後に少し予告した、今回のチャンネルのコンセプトの一つ

コアリション


について書いてみたいと思います。

コアリション(Coalition)とは、連合、連携、連立などの意味で、おもに政治やビジネス上の緩やかなつながりを表す言葉です。

「それぞれのグループが、自主独立を保ち、支配従属の関係にならないで、目的のために連携、協力、協働すること」


と定義します。

ふぃるトピはいくつかのコアリションの重なりで出来ています。

まずは

1.YouTuberです。

ふぃるトピに所属している、YouTuberはそれぞれが自分のチャンネルを持っています。すなわち、ふぃるトピに所属するということは、日々、自らのチャンネルでコンテンツを磨き、リリースして、自分のファンを獲得しているということが条件なのです。何か面白い企画があるから出演してみようという方は、このふぃるトピに入ることができません。もちろんゲスト出演というのは可能ですが、ふぃるトピのYouTuberというためには、すくなくとも毎月4本以上の動画をリリースしている、現在活動中のYouTuberであることが条件です。そうすることで、ふぃるトピの活動時に、自分の普段の活動をリフレクトすることができて、チャンネルに力を与えることができるわけです。
それぞれが自主独立で、なおかつ同じ目的のために協力、協働する。これがコアリションの力です。

2.各SNSからの発信者


次に、ふぃるトピは「フィリピン最新総合情報」をうたっているので、情報量と質とスピードが求められます。ニュース配信は主に私が自宅から行っていきますが、総合情報と呼ぶには個人の力では到底できず、笑われるのが落ちです。
そこで、ふぃるトピでは、すでにYouTubeチャンネルを持っていたり、Twitter、FB、ブログ、などで発信をされている方々と協力して、ニュースの提供者、話題の提供者になっていただき、チャンネルで取り上げていきたいと思います。ふぃるトピはマニラを拠点としていますので、特にルソン島北部、ビコール地方、セブ、ボホール、ダバオなどからの発信者と提携、協力して、最新かつ早い情報をチャンネルやSNSを通して共有していきたいと思います。

3.ビジネスオーナー


フィリピンでビジネスをされている方々は、日々ローカルの人々共にビジネスをされていますが、有益な情報交換を求められています。ふぃるトピでは、そのようなフィリピンでビジネスをされている方々を取材して紹介をすることにより、これまでになかったつながりを生み出すことに貢献したいと考えています。

さて、長くなってしまったので、この続きはまた明日、これらのコアリション構造がどのようにしてチャンネルやSNSを通して機能していくのかということを次回書いてみたいと思います。

現在、チャンネルのプロモーションビデオをYouTubeで公開しています。
ぜひご視聴くださって、チャンネル開局前に登録して、本放送開始を待っていただきたいと思います。


動画は以下のリンクから見ることができます!

ふぃるトピ!プロモーションビデオ第1弾

それではまた!

(記 ATR Kazu)


2019年12月14日土曜日

フィリピントピックス12月14日(土)開局まで18日!




どうもATRのKazuです!
今日もニュースをお届けします!


マニラ発フィリピン最新総合情報チャンネル

フィリピントピックス(略してふぃるとぴ!)

開局まであと、18日となりました!

今日も2020年1月1日の元日に放送開始に向けて、様々な準備をしています。


12月の初めから、1月の本放送開始に向けて、YouTubeチャンネル、公式FBページ、Twitter、Instagramと4つのSNSを同時仮オープンして、チャンネル開始のアナウンスを1か月かけてしています。

実際に活動が始まるのは1月からですが、それから撮影していたりするのでは、動画リリース間に合わない!ってことで、メンバーと共に1か月かけてチャンネルのプロモーションの傍ら、ミーティングをしたり、撮影をしたりして準備をしているのです。

またこの間にも、メンバー一人一人は動画を自分のチャンネルでリリースしていますので、今後こちらの、ふぃるトピ!でどんな感じで動画が出されていくのかのお知らせにもなっていると思います。

おかげさまで、12月14日現在、開局まで18日という状況で、

【ふぃるトピ!各メディアの開局18日前の状況とリンク先】


YouTubeチャンネルの登録者46名



公式FBページの登録者105人


Twitterアカウントのフォロワー114人


Instagramアカウントのフォロワー18人



となっており、FBとTwitterはすでに100人以上のフォローをいただいていて大変ありがたいです。

YouTubeチャンネルは現在以下の、プロモーションビデオ1つのみとなっているため、今後新しい動画がリリースされてくると登録者が増えると思いますし、Instagramも写真という性質上、コンテンツが増えてくるとフォロワーも増えると思います。

ぜひ、このブログを読んでくださっている方は、上記4つのふぃるトピ!アカウントをそれぞれフォロー、登録するなどして応援してくださいますようにお願いします!


現在、チャンネルのプロモーションビデオをYouTubeで公開しています。
ぜひご視聴くださって、チャンネル開局前に登録して、本放送開始を待っていただきたいと思います。


動画は以下のリンクから見ることができます!

ふぃるトピ!プロモーションビデオ第1弾

この調子で行けば、開局時には3桁以上の方が、本放送開始を見守ってくださることになると思われ、始まったけど誰も見てくんないという事態を回避できると思われますw

プロジェクトの始まりを1か月前からアナウンスしている意図はここにあります。

始まりから皆さんの参加型で作っていきたいと以前から思っていました。

はじまるぞはじまるぞ!と何度も言うことによって、皆さんの中にも「なんか始まるらしいぞ」という期待を持っていただきたいのです。

そして皆さんでこのチャンネルは育てていってほしいと思います。

参加型のYouTubeチャンネルという、面白い取り組みをしたいと思います。

自分は昭和の人間なので、昔の夕方や深夜にやっていた視聴者参加型のテレビ番組がとても懐かしいです。

このふぃるトピ!では、そうした懐かしいテレビ番組へのオマージュをちりばめながら、皆さんと一緒に、ここフィリピンから発信していきたいと思っています。

YouTubeチャンネルのいいところは、とりあえずはじめてしまって徐々に調整できるところですよね。

開局!とうたってはいるものの、実際にはゆっくりとしたスタートになると思います。

このふぃるトピ!は、英語の表記がPhillipines News&Topicsとなっていることからわかるように、マニラ発信のニュースチャンネルとしてスタートします。

これまで私の応援をしてくださっていた方は、
ブログや他のYouTubeチャンネルにて、フィリピンニュースを取り上げてきたことをご存じと思いますが、これからはニュースだけではなく、トピックスとして取り上げられる話題を、インタビューや企画番組として、皆さんにお届けできるようになります。

番組開始当初から、複数の出演者を抱えているのは、ニュースだけではなく様々な話題に対応できるようにするためです。

このブログの中でも開局までに、現在進行中、もしくは企画中のふぃるトピ!独自のコンテンツについて、少しずつ明らかにしていきたいと思います。

さて、ふぃるトピ!には現在、自分も含めて4人のYouTuberが所属していますが、今日はそれぞれのチャンネルの名前と最新作のリンクを紹介したいと思います。


まずは、昨日新作をリリースした、【Happy海外ライフ】のChikaの新作、

マニラの生活 モールのXmasイルミネーション① パワープラントモール、Rockwell, Makati

です。


ぜひご視聴くださり、チャンネル登録お願いします。

次にNatural LineというチャンネルをもつTetsuの最新動画です。

⦅フィリピン⦆精神疾患の患者を保護する施設を運営する変人呼ばわりされた宣教師の意思を継ぐものたち【#46】

です。

ぜひご視聴くださり、チャンネル登録お願いします。


そして、現状では唯一のフィリピン人YouTuber、Jerlyn’s Nikki-日記-のJerlyn(well known as Ami from ATR)の新作はこちらです。

Japanese words that has same words/sounds in Tagalog but different meaning|Japanese 101 Series Ep.2

です。


ぜひご視聴くださり、チャンネル登録お願いします。

またふぃるトピ!では、今後日本人もフィリピン人もYouTuber登録者を増やしてさらに番組の内容を深めていきたいと思っています。

このブログを読んで、我も参戦!と思った日本人YouTuberの方はぜひ、SNSのコメント欄や、
philtopi2020@gmail.com
の番組専用メールアドレスに連絡をください!

最後に、このふぃるトピ!ブログを執筆しているわたくし、KazuのYouTubeチャンネルATR(After the Rain official channel)の新作です。

【もっと楽しいフィリピン】ATR loves..MNL48 trailer1 ジャパンフィエスタ2019レポート

です。


ぜひご視聴くださり、チャンネル登録お願いします。

今後はふぃるトピ!の取材が多くなると思うので、このATRチャンネルではどういった動画を出していこうかなーと今楽しく想像しながら考えています。
ふぃるトピ!のほうで、情報系、ニュース系は網羅できてしまうと思うので、より専門性の高い、ATRじゃなきゃできない番組作りをして、僕自身もふぃるトピ!の運営者として頑張りながら、ATRのチャンネルを楽しみに育てていきたいと思います。

こうして、今はそれぞれのチャンネル登録者が少なくても、ふぃるトピ!というマザーシップから総合情報が流されて、そこから各チャンネルのニュースもシェアしていくことで、相互に盛り上げていくことができると思っています。

ふぃるトピ!が盛り上がると所属YouTuberのチャンネルも盛り上がり、所属YouTuberが独自のコンテンツで盛り上がると、ふぃるトピ!のYouTuberということで、ふぃるトピ!本体も盛り上がるという、相互盛り上げ構造になっています。

いやー楽しみですね、1月から。

さらに、ふぃるトピ!では、コアリションというストラテジーをとるのですが、その話題はまた長くなってしまうので次回のブログで書きましょう!

それではまた!

(記・ATR Kazu)

















2019年12月13日金曜日

フィリピントピックス、開局まであと19日!




どうもATRのKazuです!

マニラ発フィリピン最新総合情報チャンネル

フィリピントピックス(略してふぃるとぴ!)

開局まであと、19日となりました!


1月1日の元日に放送開始となるため、番組のフォーマットを書き出したり、チャンネルのアドバイザーになってくださる皆様にメールしたり、直接会いに行ったり、しています。

そうこうしているうちに、クリスマスのイベント撮影などのスケジュールがすぐにやってくるため、一日も無駄にしていられない感じです。

皆さんにとって、2019年はどういった年でしたか?

忙しい年末ではありますが、ぜひどこかで時間をしっかりとって、一年を振り返るときを持つことをお勧めします。

出会った人を書き出したり、起こった出来事を書き出したり、よかったこと、感謝すべきこと、得られたこと、失敗だったなと思うこと。

そうすることで、新しい1年に向けてするべきこと、備えることが見えてくると思うんですよね。

僕も、必ずどこかで時間をとって、行いたいと思います。


フィリピントピックスは、皆さんに「ふぃるトピ!」と呼んでもらって、親しんでもらいたいと思います。

現在、チャンネルのプロモーションビデオをYouTubeで公開しています。
ぜひご視聴くださって、チャンネル開局前に登録して、本放送開始を待っていただきたいと思います。

動画は以下のリンクから見ることができます!

ふぃるトピ!プロモーションビデオ第1弾

それではまた!





2019年12月12日木曜日

フィリピントピックス、開局まであと20日!



どうもATRのKazuです!

これまで個人ブログとして運営してきましたが、
本日12月12日からは、
2020年1月1日開局予定の、

マニラ発フィリピン最新総合情報チャンネル

フィリピントピックス(略してふぃるとぴ!)


の公式ブログとして、記事を上げていくことにしました。

こちらのブログでは、FBやTwitterと連動させながらよりアーカイブ性強いニュース記事のスクリプトや、企画の裏話、運営サイドの日記を不定期であげていきたいと思います。

日々の出来事はSNSでキャッチアップしていただき、少し長めの記事や読み物はこちらで読んでいただくといいと思っています。

それでは、開局まで20日!ぜひよろしくお願いします!

ふぃるトピ!

2019年4月23日火曜日

4月22日フィリピン地震まとめ





どうもkazubongです。


昨日4月22日午後5時11分に、フィリピンマニラから北に100km離れたザンバレスという地方で起きたM6.1(最大震度5)の地震のまとめ記事をお届けします。

日本人にもなじみ深い、パンパンガ、クラーク空港近辺が甚大な被害を起こしています。
現在も懸命の救助、復旧活動中です。

救助に当たっている人々の安全をお祈りし、人命優先で活動されていることに心から敬意を表します。

地震直後より、FBに情報のポストをはじめて、今朝までに25ほどの発言をしましたが、質問や意見などが相次いでいるため、一つ一つのコミュニティに記事を追記したり、コメント返信ができないので、ここにまとめておいたほうが良いと思いました。

前半では、この18時間ぐらいの経過を写真付きでまとめ、後半でこういった地震災害における注意点と提言をいくつかのポイントでまとめます。

すでに地震の情報はFBなどで十分に習得した方は、全部読む必要はないので、最後の「まとめ」のポイントだけ下にスクロールして読んでくださればいいと思います。

僕がこの文章で言いたいことはそこに書いてあります。

前半は情報のまとめです。


日本にいる方や情報が少なかった方は、できるだけ時系列で地震の情報をまとめましたので、最初から読むといいと思います。

文中に頻繁にソースを提供していますが、今後こういった記事は資料的な価値もあるため、多少文章が読みにくくなったとしてもソースの提示をできるだけしました。ご理解ください。

こうした地震関連の情報というのは、今役立つ部分と、何年もたってから検索がかけられて読まれることがあるからです。






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4.22パンパンガ地震記録

塔が崩落したパンパンガの教会

manila bulletin による動画まとめ→4.22パンパンガ地震の動画まとめ

先週がホーリーウイークだったこともあり、地方に行っていた人たちがマニラに戻ってきて通常の業務に戻った月曜日、夕方5時過ぎの夕食の準備時、仕事早上がりの人は通勤のバスや電車に乗る時間帯に、突然地震が起きました。

私のいるパシグ市では最初ははっきりとしたP波が感じられたため、一瞬身構えました。その後S波が回転するような動きで来たため、マニラから相当離れた場所が震源であることと、かなり大規模な地震であることが予想されました。

その時点でFBに「震度4ぐらいだと思う」とコミュニティに注意喚起のポストをし、情報収集を開始しました。

自分の住んでいるアパートの住人がギャーギャーとパニック状態になり、オーナーが2階に上がってきて、「いったんみんな外に出ろ」ということになったので、僕も外に出てみんなと話しながら。気持ちを落ち着かせました

こういう時は小さなコミュニティでお互いに安全を確認して(安否確認)、今後の行動を確認するのが重要です。

その後部屋に戻って情報収集を開始し、FBフレンドの方がザンバレスの震源リンクを送ってくださったので、それを拡散し、さらに情報収集。

ソース:https://earthquake.phivolcs.dost.gov.ph/?fbclid=IwAR3cY0e1eVkftUsQrOnWS9jV2lLkIZbfMNHl7LAzOnjhON2mTbKzPlXwjxs


M5.7のニュース速報が出て、地域の特定ができたのでマニラ首都圏は大丈夫だったとわかり、2次災害に気を付けるようにポストをして、さらに情報収集をしました。

ソース:https://earthquake-report.com/2019/04/22/very-strong-earthquake-luzon-philippines-april-22-2019/?fbclid=IwAR1qAGgPFtyRfZ_jB_vRoCewYRScnDUw5ZKb11lIuyAkhP086pEW9afjEL8

後にM6.1に上方修正されたが、速報値はM5.7


各地の震度は以下のようになっています。




日本と同じ基準かわからないが、震度5をマニラ首都圏も記録した




最初に集まってきたのはマニラの様子で、FBに投稿されているのは、BGC、マカティ、マラテなどでモールやオフィスにいた人々がパニックになって外に避難している写真でした。

マラテロビンソンモールの正面玄関

BGCのオフィスビルで外に避難した人々


この時点では現地の情報はあまり入ってきませんでした。
この辺りで、現地メディアがヘリを飛ばして少しずつ現場の状況が分かってきています。

マラテロビンソン入り口に人が殺到する様子



ABS-CBNやGMAがニュースを速報に切り替えて流し始めたのでそれをFBにリンクして、見たい人は見るように勧めました。

ソース:https://www.facebook.com/abscbnNEWS/videos/246371249535521/?notif_id=1555928183579682&notif_t=live_video

ソース:https://news.abs-cbn.com/news/04/22/19/m61-quake-causes-power-outages-in-luzon?fbclid=IwAR0Vodrdy4hqLMc8-FtnvnmN06ICoFjHlQG6x2FgkSUs1sccYlYw9b7Hjt4

ソース:https://www.philstar.com/headlines/2019/04/22/1911649/magnitude-57-quake-jolts-luzon

コンドミニアムのエレベーターの壁がはがれている様子

隣接する建物に寄り掛かった状態の学校建物


(
Emilio Aguinaldo College)




マニラでは高層コンドミニアムの屋上などにあるプールから、水が地上に落ちる様子などをスマホで撮った映像が拡散され始めて、揺れの大きさを象徴するものとなりました。
YouTubeのリンクを見るとよくわかります。




youtubeにアップロードされた映像→https://www.youtube.com/watch?v=lQhnN2sPPLU&feature=youtu.be


その後、時間が夜になってしまったために、被災現地の様子はわからなくなりましたが、午後8時ごろからパンパンガ周辺での被災の様子がFBの個人アカウントやニュースソースから頻繁に写真やビデオでポストされるようになり、想像していたよりも被災状況が大きいことが判明しました。
崩落した屋根の下敷きになった車

コンビニの棚から落ちた商品






人の足から見て、50センチは段差ができている



実際の震度も大きかったのもありますが、それ以上にフィリピンの建築事情なども関係しているのでしょう。パンパンガのスーパーマーケットで天井が崩落して生き埋めになっているという情報が入ってきたのもこの頃です。








また、アンヘレス近くのクラーク空港の天井が崩落して、危険な状態であること、ランウエイの点検が必要とのことで24時間の閉鎖が決まり、同時にフィリピン航空、セブパシフィックなどから運休情報が流されるようになりました。
関空ークラークに直行便を飛ばしているジェットスターも23日は運休となっています。

大きく破損したクラーク空港内部

大きく破損したクラーク空港内部








23日に入って、クラーク空港はランウエイへの被害がないこと、管制塔が正常に機能することを理由に24日の再開を目指して復旧活動を行っていると発表がなされました。



修復を急ピッチで進めるクラーク空港職員たち





SMパンパンガも被害が大きく、ちょうど買い物客の多い5時ごろの地震であったため、負傷者が出ているという情報が流されています。パンパンガの病院は収容しきれず、外にテントを立てて、さながら野戦病院の様相であると報道されています。

買い物客でにぎわう時間に地震は起きた




また、旧い石造りの教会(Santa Catalina de Alejandria parish church in Porac, Pampanga, )の塔が崩落して、周囲の立ち入りが制限されたり、学校の建物が壊れていることが報道されています。








道路の地割れもひどく、アンヘレス、スービックあたりに通じる主要な道路の一部が不通になったり、渋滞を起こしていました。

写真でこれだけ割れて、くねっていると渋滞は必至となる








マニラではMRT3とLRT1が線路の点検のために運休となり、通勤時間帯のマニラ市民に大きな影響を与えました。特にEDSA、タフトの接続付近では、大渋滞になり、多くの人が道路を歩いたりしている姿が見受けられます。

EDSA,タフトの接続部分大混雑する様子

オルティガス駅付近でバスを待つ人々


夜になって、アロヨ元大統領は、被災地を視察して事態の把握にあたる、被災者を励ますと発表し、現地に向かいました。
こうした政治家の迅速な行動はとても大切で、売名行為と揶揄する声も聞こえますが、受け取りて(被災者)の心情を考えれば、素直に感謝するべきものです。国を代表する人間が即座に行動するのは「私たち国家はあなたたちと共にあり、必ず助けます」というステートメントであり、絶対にしなければならないことなのです。
ドゥテルテ大統領も今週中には被災地に入って被災者を励ますことでしょう。

レスキュー隊を励ます元大統領

パンパンガの病院を慰問するアロヨ元大統領




またマラカニアンの大統領府は、地震直後の混乱を避けるため、23日火曜日の公的機関の休業を発表し、マニラ市長のエストラーダも、不要不急の外出を避け、仕事を休みにするようにアナウンスしました。








MRT3の運休に合わせて、ビジネスアカウントを持っている車両に限り火曜日のカラーコーディングをサスペンドするという発表がMMDA(マニラ首都圏開発庁)からアナウンスされたが、その後MRT3の点検終了に伴い、通常営業できることになったため、心配されていたマニラの混乱は免れることになりました。




夜間になると、フィリピンにいる日本人の友人や、フィリピン人の友達から次々とメッセージが来て、ローカルレベルでの被災報告をたくさん聞きました。

特にBGCにコンドを購入した友人は、高層階であったため5分以上振り子のような揺れが続き吐き気をもよおしたこと、船酔いのような状態で気分が悪いと言っていました。

これは東日本大震災時の東京でも高層階にいた人々に見られた現象です。この高層ビルがゆらゆら揺れる現象はFBでもだいぶポストされていましたが、フィリピンの建築事情を私はよく知りませんが、日本の場合はダンパー構造と言って、免震機構の一つで、ぽきっ通れないようにわざと揺れるようにできている(プレッシャが一か所にかからないように拡散させている)ためで、むしろ建物には良いのですが、マニラの場合は、建物が隣接して建っている場所も多く、お互いにぶつかってしまい相当なダメージがあった報告もされています。




またマラテでは地震直後に起きた火事が拡大していたり、パコにある大学の建物が崩落の危険があり、立ち入りが禁止になったりと、マニラ市内でも少しずつ被災状況が明らかになってきています。





もっとも被害が甚大だったパンパンガのPORACにあるスーパーマーケットでは40人以上が生き埋めになっており、夜を徹してのレスキュー作業がなされ、遺体の搬出、生存者の救出が朝まで続けられています。

現在、バイタルサインのある生存者が一名いることが分かっていて、懸命の救出作業中です。脱水も含め時間との勝負にはなりますが、下手にがれきを動かすとその圧力でけがをしたり、死んでしまったりするので、微妙な調整をしながらの救出作業、高度な技術が求められる場面です。

夜通し続けられたレスキュー









今朝になって、崩落前のスーパーマーケットの写真が掲載されました。この壊れ方では逃げる間もなかったことがよくわかります。

地震による崩落前のスーパーマーケット


地震により崩落したスーパーマーケット



一方で日本での報道は、若干弱めで肝心のNHKマニラ支局も、「被害は大したことない模様」とちゃんとした取材自体をせずに警察の談話を載せるのみという体たらくぶり。仕事終わってKTVに飲みにでも行ってしまったのでしょう、悲しいことです。


夜が明けても新聞、テレビのニュース、インターネット上は地震の話題ばかり、いかに今回の地震がフィリピン人に大きなインパクトであったかがわかると思います。



地震のアフターショックはすでに400回を超えており、最大震度はM3.4とそれほど大きくありませんが、すでにパニック、ショック状態の被災地の人々の夜間の睡眠を脅かす事態となっています。



フィリピン通信大手のグローブテレコム社は、携帯回線が通じにくくなっているパンパンガ地方への復旧を本日中に終わらせ、携帯のコール、テキストを被災エリアに住む人に無料で開放し、充電できるスポットを開設すると発表しました。



これまでの死者数、負傷者数が発表されていますが、行方不明者もおり、この数字はまだ変わると思います。




今回の4月22日の地震は、フィリピンだけではなく、世界中で震度3以上の記録をしているところがこれだけあり、M5以上の地震も数多く起こった「あたり」の日であったことが分かっています。奇しくもフィリピンプレートと名のつけられているプレートの延長線上には、日本の南海トラフがあり、数日とは言わなくてもこれまでの地震の傾向を見れば何らかの影響がある可能性を考えて備えをする注意喚起が必要と思います。




地震は忘れたころにやってくる


日本人の私たちにとってフィリピンにおける大地震とはあまりなじみがありませんが、日本と同じ島国で、同じように縦横に断層が走っており、火山も沢山あり、その名もフィリピンプレートというのは、今後の大地震の可能性の筆頭に挙げられている南海トラフの上に乗っかっています。

記憶にないかもしれませんが、最近では今から6年前の2013年の10月15日にセブボホール地震というのがあり、フィリピン最古の教会であるバシリカデサントニーニョ(マゼランクロスがある教会です)が崩落した大地震がM7.1を記録しており、100人以上の死者を出しています。僕はその直後にセブに行っていて、教会周辺の被災状況を見ています。




2011年に破局的な東日本大震災、大津波を経験している私たちですが、やはり日常的には、すっかり忘れてしまっているというのが本当のところでしょう。しかし地震(自然災害)は突然、忘れたころにやってくるのです。ですから、今回のことをいい教訓に、今回のブログでは、こうした自然災害の際に覚えておかなければならないことをまとめておきたいと思います。


まとめ:4.22 パンパンガ地震によせて、自身の体験から


ここでkazubongの、これまでの自然災害へのボランティア、研究の歴史を簡単に振り返ります。なんで、こんなに地震について話題をあげるかですね。

始まりは1991年に長崎県の雲仙普賢岳の噴火により起こった島原地区の被災のボランティアで現地に入ったことが始まりです。

その後、1995年に阪神大震災を西宮で経験し、自身の住むアパートは全壊し、3か月間の避難所生活(いわばホームレスのような生活)をしたことがボランティア活動の原点になっています。

それからの数年間はあちこちの講演会で被災者の語り手として呼ばれて、小学校や中学校などで講演を行いました。これから話すことの土台はその当時にできたものです。当時は被災者支援のCDも発売して、テレビにもドキュメンタリーで取り上げられるなど、ボランティア活動にいそしんでいました。

当時、大学生だったのですが、後に国際ボランティア学会を立ち上げる、草地賢一氏に師事し、阪神大震災後にNGO連絡協議会の立ち上げに加わり、神戸において1万人規模の国際コンベンションのスタッフとして働いていた経緯もあります。

その後は、中越の地震の際に新潟に入り、被災者の救援活動に従事、東日本大震災の時にもボランティア活動に参加しました。そこから見えてきた、いくつかのことをここにまとめておきたいと思います。

1 DMS(災害緩和システム)の促進と提案

DMSという言葉を聞いたことがある人はある程度災害に詳しい方です。これは今から30年ほど前にヨーロッパで始まりその後アメリカへ、そして日本でもボランティア活動をする人々の間で重要視されているコンセプトです。

これはDisaster Mitigation Systemという言葉で訳せば災害緩和機構というようなものです。難しいのですが、このコンセプトは「地震の予知はできない」という結論から来ています。
日本には地震予知という考えかたが根強くあり、実際に予算も割かれていますが、最先端の研究では、もはや地震の正確な予知というのは本当にはできないのだというのが定説になっています。


そこで、世界的な流れとしては、「予知ではなく緩和」という風になってきているのです。地殻の変動やプレートの動きというのはランダムであり、しかも規模も大きく広範囲なので、観測には一定の力を注いでも、我々市民生活においてはもっぱら、「大地震は必ず起こる、世界中のどこにいても」という大前提のもと、国ごと、県ごと、市区町村ごと、さらには各家庭に至るまで、きめ細かく、「災害の緩和」すなわち、食料や必需品などの備えをすることと、災害時の行動計画をしっかり立てておくこと、行政が人々を避難させる計画を提示することの総称をDMSといいます。

反対に、予知に力を入れて準備をしないことをDPS(災害予知システム、Disaster Prediction System)といい,21世紀の世界ではもはや役立たずのシステムとなっています。

日本人としてこの30年ぐらいの自然災害を見てきて、ボランティアの動きを観察してきた人ならば、今私が述べていることが、着実に拡がりを見せていることが分かると思います。これは1996年ごろに阪神大震災の混乱の反省から、私たちが所属していたNGO連絡協議会の国や自治体への提言により実現してきたことなのです。

ここフィリピンでは、今回の災害の後の報道や処理を見ている限り、DMSへの移行がまだまだ遅れていると感じます。

必要な人々に必要なだけの支援がきちんと届くようにする。情報が正しく伝わって、2次災害を緩和することが出来る。そうしたシステムの構築がこのフィリピンでもしっかりとなされていくことを今回の地震を教訓に起こされるように提言しておきたいと思います。

地震の際の行動

地震の際の安全な避難場所


2 PTSD(心的外傷後ストレス障害)の認知と緩和への提言


次にPTSDについて。

この言葉もだいぶ有名になってきましたが、心的外傷、すなわちトラウマと言って、ショックを受けるような出来事の後に起こる心身病の一つです。

具体的には不眠、倦怠感、仕事意欲の喪失、家庭内の不和などが引き起こされます。また特に子供への影響が深刻で、突然夜中に泣きだしたり、狭い場所暗い場所を恐れるようになる、パニックアタックのような症状も併発されます。フィリピンの場合、日本よりも地震になれていないので、実は、地震直後の興奮状態が去った1週間後くらいからが実は本当の問題が表出する可能性が高いです。

もしもあなたの周囲で、今回の震災で恐ろしい思いをしたと訴える子どもがいたならば、「大丈夫だ」とか「気にするな」という言葉は禁句です。

実際のカウンセリングは高度な訓練を積んだカウンセラーにゆだねるべきですが、原則的に私たちができることは一つだけ「傾聴すること」です。怖かったと言われたら「怖かったんだね」と返してあげる、泣いている子がいたら余計な励ましをせず一緒にそばにいてあげる、悲しみや恐怖をしっかり受け止めてあげるということが必要です。実際PTSDの症状は下手をすると5年10年と続くもので、夜中に突然フラッシュバックで起きてしまうというようなことが起きます。

フィリピンのカウンセリングの技術、サポートグループなどの存在については全く無知ですが、今後被災地において、しかるべき対応がなされることを願います。家を失い、家族を失った方へのカウンセリングは必須です。

3 デマに注意すること

こうした自然災害後には愉快犯というか、デマを流す人間が必ず出てきます。

具体的には、何月何日に今回の地震より大きな地震が起こるとか、今度はマニラ首都圏に起こるのが分かっているが政府は発表していない。議員が逃げ出している。窃盗団が被災地で銃を持って強盗強姦を行っている、などなどです。

こうしたデマに人々は恐れます。すでにショック状態にあるため、さらなるショックな情報を聞くと冷静な判断が出来なくなってしまうのです。フィリピン人のFBのポストを見ているとそういう傾向が強いなと思わされています。

ですから、我々日本語で情報交換する者たちは、デマに惑わされず日常の生活をしっかりと送って行けるように注意をする必要があります。

ソースを提示していないニュースを流すものを無視し、あおるような言葉、ふざけるようなことを、こうした事態の中で流布している人間は自分の情報源から取り除いていくことを強くお勧めします。

まともな情報提供者であれば、このブログのようにニュースソースを提示し、根拠を明示していると思うからです。また周囲のフィリピン人にもデマに惑わされないようにお互いに、注意をしあう関係を構築することを強く勧めます。

すぐに次の大地震が起きるというデマに惑わされるなという注意喚起




4 原因をよく知り、自分の住む地域の特徴を知っておくこと

今回の地震報道で気になっているのは、現象面ばかり追っていて、原因の究明やそれぞれの地域への情報が極端に少ないことです。

フィリピンにはインフォメーションとしての報道はあっても、インテリジェンスをながす機関というのはないのでしょうか?

なぜその地震が起こったのか、歴史とデータを提示し、断層なら影響ある断層の情報提供、火山性ならどこが動いているのかの情報提供、そして専門家の分析というのが必要ですが、それらが僕には見当たりません。

これでは、現象面ばかりで大騒ぎしてワーキャー言っているだけで、先ほど書いた1番のDMSにつながっていきません。

私のすむパシグ地域にはどういった土地の特徴があって、災害時にはどういったルートで避難するのが良いのか、どこに行けば物資が与えられるのか、そういった情報が我々外国人にもわかりやすいようになっていくと良いと思います。

フィリピンの断層構造の図
今回の地震は断層から少しずれていることがわかります。
であれば、火山性の可能性があるかもしれませんし、見つかっていない隠れ断層の可能性もある。ピナツボ火山はすぐ近くです。かつての大噴火でクラーク、スービックが大災害にあったことをまだ覚えていると思います。原因の究明と、多角的な調査がなされるように心から願います。

5 草の根のネットワークの可能性について


そういったことを総合すると、今後はこうしたブログやFBを通じてすでにあるコミュニティを活用して、意識のある人間が集まって草の根のネットワークを構築し、まずは日本人がこうした災害時に正確かつ有益な情報を取得できるシステム、DMSを作ること。そしてそのノウハウをフィリピンローカルにもシェアして、そうしたネットワークを構築するように奨励していくことが必要かと思います。

フィリピンにはバランガイという素晴らしいシステムがあり、そして最小単位としての家族のつながりがとても強いという、日本にはない優れたシステムがすでにあります。そこにきちんとしたコンセプトをシェアして、互いに学びあうことで、今後起こりうるであろう、自然災害や、困難に協力して対応していくことが出来るのではと思っています。

自分も30年に渡るボランティア活動を通じて得てきたノウハウを誰かに渡すことが出来るなら、微力ながら参加させていただきたいと常々思っており、そうした機会を作って行く側にも回りたいと思っています。

このブログを投稿するFBの日本人コミュニティには、優れた意識をもってニュースを共有するかたや、ローカル情報を流されている、ボランティア精神のある方が多いです。まずはそのような方々と手を結び、協力することで、ちいさな積み重ねを始めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。




震災犠牲者への追悼の言葉


おりしも、ホーリーウイークの直後、イースターサンデーという、キリストの復活を覚え、祝った直後の大地震により命を奪われた人々。子供も複数含まれています。

地震など想像もせず、ただいつものスーパーマーケットで買い物をしている最中に天井の崩落で生き埋めになってしまったまま助からなかった人々。その人々の中には、一日前の日曜日に教会に行き、キリストの復活についてのメッセージを聞いて、希望を抱いて新しい1週間を始めていた人もいるでしょう。6月から始まる新年度に向けて学校の準備をしたり、ホリデーを楽しんでいた子供もいるでしょう。

しかし、残酷なことに、彼らの人生はたった数分間の地震により突然終わりを告げました。そしてそれが私たち人間の現実なのです。

今日生きていても明日はわからない、一瞬先には地震で死んでしまうかもしれない。それが我々人間なのです。

かつて、疫病により100万人以上が亡くなったヨーロッパでは、「メメントモリ」という言葉が挨拶として流行りました。それは「汝、死を覚えよ」という意味です。
まさに、今回のような自然災害の際に私たちは死する存在であることを改めて想起し、今ある命に感謝して、今隣にいる人に感謝して、死を覚えつつ、生きなければならないと思います。

最後になりましたが、今回の4.22パンパンガ地震で被災した多くの人々への励ましと、お亡くなりになった方への哀悼とご遺族の方々への慰めの言葉を記して、この文章を閉じたいと思います。

一日も早い復旧、復興と、長期的な展望に立った災害緩和システムの確立がフィリピンの地になされますように、心からお祈りいたします。また微力ながらこうした文章が何かの役に立てればと思います。

4.23 kazubong 記




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それではまた。